
SORGENKIND
vol.1 サイケデリック・ルネサンスとの合流。哲学物語の誕生。
「サイケデリックスは深い神秘体験を引き起こすもので、特定の精神疾患の治療薬として矮小化すべきではない」と考えていた著者・蛭川立氏が、本書の執筆過程でサイケデリックスが抗うつ薬として使えることを実感。サイケデリック・ルネサンスの当事者としての研究へと目覚めていきました。
うつ病になった人類学者の
7ヶ月遅れの編集後記
文化人類学的サイケデリックスのフィールドワークから、
“うつ病当事者”としてのサイケデリックス研究へ。
『ゾルゲンキンドはかく語りき』は、
著者の研究の「移行期」とも言える渾沌と、
しかし明るい兆しが見え始めてきた時期に取り組んだ1冊です。
うつから這い上がり、無邪気にはしゃぎ、そしてまたうつに落ち…。
それでも、独創的な感性を爆発させ、
濃密な思索を巡らせながら形にしてきました。
書籍には収録しきれなかった、著者のうつ病奮闘記
そして制作秘話をお届けします。